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整理技術研究グループ勉強会記録(2002年度)

「ネットワーク情報資源の組織化」第10回


日時:
2002年10月24日(木) 19:10〜
会場:
日本図書館研究会事務所
発表者 :
蔭山久子氏(帝塚山大学図書館)
テキスト:
DESIRE Information gateways Handbookのうち,
     Section 2: Information Issues の 1. Quality selection
出席者:
吉田(帝塚山学院大)、蔭山(帝塚山大学図書館)、尾松(奈良県立図書館)、河手(大阪樟蔭女子大学図書館)、前川(堺女子短期大学)、安威(梅花女子大学図書館)、堀池(京大学術情報メディアセンター)

● INFORMATION GATEWAY のプロジェクトの例としてDESIREをとりあげている。
 今回はHandbookのうち,1. Quality selectionについて学習を行いました。information gatewayにおけるWeb情報の収集時におけるコレクションの品質を確保するにあたっての基準などについて学習しました。
2.1 高品質の選択:コレクションの品質の確保する
・ゲートウエイはそのコレクションの目的と品質で特徴づけられる。
・選定と評価は一般に図書館員,主題の専門家によって行われ,選定は意味論的内容の評価に基づいている。
サービス範囲の方針
・カタログには何を含むのか,また,何を含まないのかを定める範囲の提示
・ゲートウエイによってカバーされる主題エリア
・ゲートウエイによってカバーされる資源のタイプ
・言語の要素
・地理的要素
・サービスを受ける利用者グループに関連するその他の要素
範囲の方針例
・SOSIG scope polisy
・DutchESS scope policy
品質選定基準の例
・The European Link Treasury
・Evaluating Internet resources for SOSIG
・Lankskafferiets KvalitetsKrierier
・Scour Report selection criteria
・DutchESS
・EELS Enginerring Electric Library, Sweden quality and selection policy
情報収集の範囲の方針 (以下のような項目によって決める)情報の範囲
・主題、望ましい資源のタイプ、望ましい情報源、望ましい困難さのレベル、広告 アクセス
 コスト、技術、登録、特別の要求
メタデータと目録作業の問題
・粒度(情報の単位をどうするか)、資源の記述
地理的問題
・地理的な束縛、言語
品質選定基準
(1) 内容の基準:情報の評価
・妥当性、情報源の権威と評判、精度(正確さ)、包括性(範囲の広さ)、ユニークさ、構成と組織、流通とメンテナンスの申し分のなさ
(2) Form criteria : evaluating the medium 形態の基準:メディアの評価
 ==> メディアの評価という切り方がすっきりしない
・ナビゲーションの容易さ、利用者支援対策、認知されたスタンダード、技術の適切な使用、見た目の見易さ
(3) プロセス基準:システムの評価
・情報の保全性(情報提供業者の仕事)
・サイトの保全性(Webmaster/サイト管理者の仕事)
・システムの保全性(システム管理者の仕事)
 ==> 利用者からは内部の管理状況などが分かるのか?
● インターネット資源の選定と評価のためのガイドラインについて
・「高品質」なインターネット資源とは何かの観点から,サブジェクトゲートウエイの状況は資源の質はサービスを受けている利用者に依存し,サービスの本質に依存し,同様に資源自身の内面的特色に依存している。
 ==> この内容は「公共図書館サービス」の在り方論での「資料価値論」か「要求論」のどちらに属するものになるのか。ここでは両方の観点が主張されているので両論併記である。
● SOSIGの選定基準:品質管理の5段階
 1) SOSIGの範囲にある資源を確保する
 2) SOSIGのコレクションを検索する。SOSIG内のコレクションに重複を避ける。
 ==> 「粒度(情報の単位)」の問題があり,何を持って重複な情報(URL)とするのか
 3) 情報内容を評価する
 4) 情報形態を評価する
 5) 資源をサポートするために準備された処理過程を評価する
● PICS と RDF
・PICSとRDFはともに機械可読の品質ランキングをサポートするための技術的インフラを提供することを目的としている
・RDFはPICSにとって代るものと見られる。インターネットサイトやページにメタデータラベルを割り当てるためのインフラを提供している
・RDFは多くの異なるメタデータ語彙で使われ,インターネット資源の品質を記述する語彙として使われる可能性を秘めている
 ==> PICSとRDFの関係を再調査
● 品質に関するメタデータ語彙
・品質を記述するメタデータ語彙を作ること