情報組織化研究グループ勉強会記録(2014年度)

「LOD時代の書誌コントロール」(実習編)


2014年度 第1回

日時:
2014年8月23日(土) 13:00〜17:00
会場:
大阪大学中之島センター 608教室
講師 :
古崎晃司先生(大阪大学)、上田 洋氏((株)ATR Creative)、和田康弘氏(LODチャレンジ実行委員会)
テキスト :
スライド・配布資料 (http://www.slideshare.net/KoujiKozaki/20140823kozaki-v2)
トム・ヒース,クリスチャン・バイツァー著『Linked Data:Webをグローバルなデータ空間にする仕組み』
出席者:
尾松(奈良県立大学附属図書館)、川崎、小村(神戸大学附属図)、末田(大阪大学附属図)、堀池、松井(大阪芸大)、横谷(大手前大)、和中(大阪学院大)
内容概略:
LOD技術の概要とLinkData.orgを用いたLOD公開について資料にそって講義を受け、実際のデータ作成手順について実習。
「情報組織化関連記事一覧」(2000-2009, 2010-)のTSV形式データを、LinkData.orgを利用してRDF化するにあたってのプロパティ設定について検討。
実習成果物(LinkData.org を利用した、テキストデータのRDF化):
RDF化用テーブルデータ (テキスト) → josoken_lod_bib201408n.txt クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
RDF化したデータ (Turtle) → josoken_lod_bib201408n_ttl.txt
プロパティ設定の検討結果は下表
項目 言語 プロパティ名(QName) プロパティURI
ID http://josoken.digick.jp/lod/bib/data/1〜(連番)
著者 (指定なし) dc:creator http://purl.org/dc/elements/1.1/creator
著者ヨミ (指定なし) dcndl:creatorTranscription http://ndl.go.jp/dcndl/terms/creatorTranscription
タイトル (指定なし) dc:title http://purl.org/dc/elements/1.1/title
特集等 (指定なし) dcndl:seriesTitle http://ndl.go.jp/dcndl/terms/seriesTitle
誌名・書名 (指定なし) dcndl:publicationName http://ndl.go.jp/dcndl/terms/publicationName
巻号 (指定なし) dcndl:number http://ndl.go.jp/dcndl/terms/number
ページ (指定なし) dcndl:pageRange http://ndl.go.jp/dcndl/terms/pageRange
出版年 (指定なし) dcterms:issued http://purl.org/dc/terms/issued
出版月 (指定なし) dcterms:date http://purl.org/dc/terms/date
分類 日本語 dc:subject http://purl.org/dc/elements/1.1/subject
説明 日本語 dc:description http://purl.org/dc/elements/1.1/description
URL種別 (指定なし) textflag (独自設定) http://josoken.digick.jp/lod/bib/property/textflag
URL (指定なし) dc:source http://purl.org/dc/elements/1.1/source

2014年度 第2回

日時:
2014年8月30日(土) 9:00〜12:00
会場:
大阪大学中之島センター 608教室
講師 :
上田 洋氏((株)ATR Creative)、古崎晃司先生(大阪大学)、和田康弘氏(LODチャレンジ実行委員会)
資料:
スライド・配布資料 (http://www.slideshare.net/uedayou/sparql-38509409)
サンプル・リンク集 (http://uedayou.net/sparql-examples/
出席者:
尾松(奈良県立大学附属図書館)、川崎、小村(神戸大学附属図)、研谷(関西大学)、堀池、松井(大阪芸大)、横谷(大手前大)、和中(大阪学院大)
内容概略:
逆マッシュアップによるアプリ作成について、資料にそって講義を受け、SPARQLクエリの記述例、実行例を実習。
「情報組織化関連記事一覧」のデータを利用した逆マッシュアップについて実習。