情報組織化研究グループ月例研究会のご案内
年10回(2月と8月を除く)の月例研究会を開催しています。会場は毎回異なりますが、概ね大阪市内です。
どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も特に必要はありません。
また、案内を毎回メールでお送りすることもできます。ご質問等も含め、世話人までお気軽にご相談下さい。
参加費は無料ですが、資料代等として通常300円程度集めています。
→月例研究会記録 →過去の開催案内
夢見る「書誌コントロール」
※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。
- 日時:
- 2024年4月20日(土) 14:30〜16:00
- 会場(開催方法):
- Zoomミーティング
- 発表者 :
-
中井 万知子氏(元国立国会図書館、日本図書館協会分類委員長)
- テーマ :
- 夢見る「書誌コントロール」
- 概要:
- 発表者が2023年秋に刊行した『夢見る「電子図書館」』は、国立国会図書館(以下、NDL)の電子図書館事業の歩みをたどったものである。その前史として、NDLの成立、機械化と書誌情報に対する取組みについても記述し、結果的に、NDLの書誌情報の歴史についても跡づけようとの意図を持つに至った。今回の発表では、後者をクローズアップしようと思う。NDLが創設された1948年は、ユネスコを後ろ盾とした「国際書誌コントロール」が発案されつつある時期にあたり、新設の国立図書館にとって、「書誌」は世界への窓を開いたといって過言ではない。MARCの時代を経て、情報環境の変化の中で、そのサービスがどのように変わって来たのかについて見てみたい。
- 参考文献:
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中井万知子『夢見る「電子図書館」』郵研社,2023.
中井万知子「国立国会図書館の書誌データの今後:新方針を策定して」2008.7.19月例研究会報告<http://josoken.digick.jp/meeting/2008/200807.html>
今野創祐「bibliographic controlという用語とその概念を巡って」『図書館界』71(2), 2019.7. p.116-121 < https://www.jstage.jst.go.jp/article/toshokankai/71/2/71_116/_pdf/-char/ja>.
和中幹雄「書誌コントロールの戦後体制に関する覚書」『資料組織化研究e』No.62, 2012.4 <https://creativecity.gscc.osaka-cu.ac.jp/TS/article/view/214>
- 参加資格 :
- どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
- 参加費用 :
- 無料
- 参加方法 :
- 申し込みサイト(https://forms.gle/VKBFK8rzmZT4ry1q7)にてお申し込みください。【お申込み直後に】折り返しアドレスをお知らせします。
※ご参加を申し込まれたものの、当日ご欠席された方は、ご連絡をいただければ、一週間に限り、動画をご覧になることができますので、ご希望の方はご連絡ください。
Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。
- 日時:
- 2024年5月18日
25日(土) 14:30〜16:00
※当初の予定日時から変更となっております。
- 会場(開催方法):
- Zoomミーティング
- 発表者 :
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元ナミ氏(東京大学文書館助教)、橋本陽氏(京都大学大学文書館助教)
- テーマ :
- Records in Contextsの思想と実践方法(仮)
- 概要:
- アーカイブズ記述の新しい標準であるRecords in Contexts(RiC)は、初版が2016年に、最新の1.0版が2023年11月に公表された。本報告では、RiCがどのような思想のもと作成されているのか、そして、それを実践するにはどのような手立てがあるかについて説明する。思想の面については、従来の記述標準からなぜ変更する必要があったのかをまとめ、RiCにおいて想定される記述の原理について簡潔に言及する。さらに、それを前提知識として確認した上で、実践の面については、フランス国立公文書館が開発したRiC-O Converterなど各国の活用方法を紹介しながら検討する。
- 参考文献:
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元ナミ、橋本陽「アーカイブズ記述の新標準:Records in Contexts (RiC)の実装方法」、『デジタルアーカイブ学会誌』6巻s3号、2022 年、s230-s233 頁、https://doi.org/10.24506/jsda.6.s3_s230
元ナミ「アーカイブズ記述の新標準:Records in Contexts(RiC)をめぐる最新動向と今後の展望」、『アーカイブズ学研究』第39号、2023年、28-39頁。
ICA-EGAD, https://github.com/ICA-EGAD
- 参加資格 :
- どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
- 参加費用 :
- 無料
- 参加方法 :
- 申し込みサイト(https://forms.gle/xL8hVzF4UPETvRei7)にてお申し込みください。【お申込み直後に】折り返しアドレスをお知らせします。
※ご参加を申し込まれたものの、当日ご欠席された方は、ご連絡をいただければ、一週間に限り、動画をご覧になることができますので、ご希望の方はご連絡ください。
情報組織化研究グループと私(仮題)
※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。
- 日時:
- 2024年6月8日(土) 14:30〜16:00
- 会場(開催方法):
- Zoomミーティング
- 発表者 :
-
田窪 直規氏(近畿大学)
- テーマ :
- 情報組織化研究グループと私(仮題)
- 概要:
- 情報組織化研究グループに顔を出しだして40年弱(当時は整理技術研究グループ)。私の研究はこのグループとつかず離れずであったように思う。3月末で近畿大学司書課程の教員を定年退職したので、私の研究の来し方を情報組織化研究グループとのかかわりを意識しつつ振り返ってみたいと思う。
- 参加資格 :
- どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
- 参加費用 :
- 無料
- 参加方法 :
- 申し込みサイト(https://forms.gle/1iW7nG6R3cqotMpa9)にてお申し込みください。【お申込み直後に】折り返しアドレスをお知らせします。