情報組織化研究グループ月例研究会のご案内

 年10回(2月と8月を除く)の月例研究会を開催しています。会場は毎回異なりますが、概ね大阪市内です。
 どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も特に必要はありません。
 また、案内を毎回メールでお送りすることもできます。ご質問等も含め、世話人までお気軽にご相談下さい。
 参加費は無料ですが、飲物代等として通常300円程度集めています。

月例研究会記録過去の開催案内


2017年4月月例研究会

日本の目録規則形成期における欧米目録規則用語の受容

日時:
2017年4月29日(土・祝) 14:30〜17:00
会場:
大阪学院大学 2号館・地下1階04教室(02-B1-04教室)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,もしくは阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
今野創祐氏(京都大学附属図書館宇治分館)
テーマ :
日本の目録規則形成期における欧米目録規則用語の受容
概要:
歴史的に見て、日本の目録規則は欧米の目録規則の影響を強く受けて形成されてきた。より具体的に述べると、欧米の目録規則を翻訳したものをそのまま日本の目録規則として使用したり、日本の目録規則を新たに策定する際、核となる概念を表す用語に、欧米の目録規則における用語を翻訳したものを充てたりしてきた。  本研究会では、発表者が同志社大学に提出した修士論文の内容を基にして、戦前日本において目録規則形成にあたり、どのような形で欧米の目録規則用語が翻訳され受容されてきたかを明らかにする。本発表では特に、戦前日本の図書館界において論争の対象となった「entry(enter)」および「author catalog」という用語とその翻訳に着目する。  

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。


2017年5月月例研究会

主題組織法における英国技術索引の意義

日時:
2017年5月20日(土) 14:30〜17:00
会場:
大阪学院大学 2号館・地下1階04教室(02-B1-04教室)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,もしくは阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
川村敬一氏(前・獨協医科大学)
テーマ :
主題組織法における英国技術索引の意義
概要:
1962年創刊の英国技術索引(BTI)は索引法の確固たる理論的基盤をもっていた。その理論はBTIの初代編集長となるコーツが1960年の著書で展開していた。コーツの理論は1950年創刊の英国全国書誌(BNB)における実務経験と英国分類研究グループ(CRG)における討議の賜物であった。理論はBTIにおける関係分析の深化をへて国連科学技術情報システム(UNISIST)の変換言語(BSO)に受け継がれた。BSOはUNISISTの変換言語とCRGの新一般分類法の両面をもつ。以上の経緯に沿って主題組織法におけるBTIの意義について述べる。

参 考:川村敬一「ランガナータンの遺産―英国技術索引における分類の諸原理―」『日本図書館情報学会誌』63(1),2017.3,p.20-36.

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。


2017年6月月例研究会

BIBFRAME2.0の概要と問題点:米国議会図書館の本気度を改めて問う

日時:
2017年6月24日(土) 14:30〜17:00
会場:
大阪学院大学 2号館・地下1階01教室(02-B1-01教室)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,もしくは阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
谷口祥一氏(慶應義塾大学)
テーマ :
BIBFRAME2.0の概要と問題点:米国議会図書館の本気度を改めて問う
概要:
米国議会図書館(LC)が主導する新たなメタデータスキーマBIBFRAMEは、2016年4月にバージョン2.0を公開している。本発表はBIBFRAME2.0の概要の説明と、同スキーマの要求・要件定義に対応する2つの観点、1)RDAを用いて作成するRDAメタデータ用のスキーマ(MARC21の後継スキーマ)、および 2)RDAメタデータを超えて出版流通業界等作成のメタデータや利用者作成のメタデータなど、情報資源に対する多様な記述メタデータの交換・共有用スキーマという観点から、その妥当性・適切性を検討する。これらの検討から、LCの同プロジェクトにかける「本気度」には疑問があり、この点を改めて問い直したい。

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。