情報組織化研究グループ月例研究会のご案内

 年10回(2月と8月を除く)の月例研究会を開催しています。会場は毎回異なりますが、概ね大阪市内です。
 どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も特に必要はありません。
 また、案内を毎回メールでお送りすることもできます。ご質問等も含め、世話人までお気軽にご相談下さい。
 参加費は無料ですが、飲物代等として通常300円程度集めています。

月例研究会記録過去の開催案内


2018年4月月例研究会

FRBRからLRMへ:書誌情報に関わる新たな概念モデルについて

日時:
2018年4月28日(土) 14:30〜17:00 

会場:
大阪学院大学 2号館・地下1階04教室(02-B1-04教室)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,または阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
和中幹雄氏
テーマ :
FRBRからLRMへ:書誌情報に関わる新たな概念モデルについて
概要:
1997年にFRBRが策定されてから20年後の2017年8月に,FRBR,FRAD,FRSADの書誌・典拠データの三つの概念モデルを統合したIFLA LRM(Library Reference Model) が,IFLAの専門委員会により承認され本文が公開された。FRBRの進化形ともいうべきこの概念モデルは,FRBRがスコープノートや定義や例示が混然としたテキストによる自由形式に拠っているのに対して,IFLA LRMは,システム設計における概念設計書としてそのまま使用できる仕様書形式を採用している点に大きな特徴がある。また,複数の異なる書誌システムをつなぐハブともなり得ることを目指し,抽象度と一般性を増した概念モデルとして提示されている点で,その重要性は今後大きくなっていくと思われる。
 本発表では,IFLA LRMの成り立ちの概要,いくつかのトピックから見た本モデルの具体的な特徴を示すとともに,わが国においてこの概念モデルの普及を図る方策を示す。

参考文献:
和中幹雄「IFLA Library Reference Modelの概要」
    『カレントアウェアネス』No.335, p.27-31, 2018.3(CA1923)
    http://current.ndl.go.jp/ca1923
和中幹雄「FRBR-LRM(FRBR,FRAD,FRSAD の統合案)の概要メモ」
    『資料組織化研究-e』No.69, 2016.10, p.27-41.
    http://techser.info/wp-content/uploads/2016/10/69-20161027-3-PB.pdf
千葉孝一「FRBR再考3:Representative Expressions」
    『資料組織化研究-e』No.72, 2018.3, p.1-22.
    http://techser.info/wp-content/uploads/2018/03/72-201803-1.pdf

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。


2018年5月月例研究会

ディスカバリーサービス公共図書館版について

日時:
2018年5月26日(土) 14:30〜17:00 

会場:
大阪学院大学 16号館・地下1階03教室(16-B1-03教室)(注:いつもの建物と異なります)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,もしくは阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
宮田祥一郎氏(図書館流通センター関西支社)
古永 誠 氏(EBSCO Information Services Japan)
テーマ :
ディスカバリーサービス公共図書館版について
概要:
公共図書館のレファレンスサービスは、依然として司書のマンパワーに頼っており、レファレンスツールも、OPACや参考図書など紙媒体がメインです。二次情報データベースが充実している大学図書館と比較して、公共図書館のレファレンスツールは隔絶した感があります。多くの利用者は、公共図書館で利用できるデータベースの存在さえ知らない状況にあり、この打開策として、ディスカバリーサービスが有効なツールとなる可能性があります。
 本発表では、ディスカバリーサービス公共図書館版について報告するとともに、公共図書館のレファレンスサービスのイノベーションについて考察したいと思います。

※当日の発表は、前半:宮田氏、後半:古永氏に分けて行います。

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。


2018年6月月例研究会

国際社会の中での日本のデジタルアーカイブ:新日本古典籍総合データベースの海外ユーザー調査から

日時:
2018年6月23日(土) 14:30〜17:00 

会場:
大阪学院大学 2号館・地下1階04教室(02-B1-04教室)
吹田市岸部南二丁目36番1号 TEL:06-6381-8434(代)
JR東海道本線「岸辺」駅,もしくは阪急京都線「正雀」駅から徒歩約5分
発表者 :
井原英恵氏
テーマ :
国際社会の中での日本のデジタルアーカイブ:新日本古典籍総合データベースの海外ユーザー調査から
概要:
さまざまに構築されつつある日本のデジタルアーカイブがより活用されるためには、 機能やコンテンツの強化と共に、エンドユーザーに目を向けることも重要となろう。
 本研究会では、国文学研究資料館が提供する新日本古典籍総合データベースを事例に、日本のデジタルアーカイブを海外ユーザーの視点から考えたい。まず、発表者が2017年に行った該当データベースの海外ユーザー調査に基づいて、インターフェースや機能、広報等に関する課題を検討していく。その上で、国際社会における文化資源のデジタルアーカイブの意義についても考察したい。
新日本古典籍総合データベース  

参考文献:Hanae Ihara. What are the challenges of presenting Japanese cultural memory through digital archives? : the potential of the Database of Pre-modern Japanese Works for international Japanese studies.
https://dagda.shef.ac.uk/dispub/dissertations/2016-17/External/Ihara_H.pdf (約4.5MB)

https://dagda.shef.ac.uk/dispub/dispub_bib_web.asp?doctype=ANY&author=ihara&title=&yearfrom=&yearto=&journalname=&program=ANY&webonly=N&biblio=N&submit=SEARCH+THE+DATABASE

※事前申込みは不要です。当日、お気軽にご参加下さい。