情報組織化研究グループ月例研究会のご案内

 年10回(2月と8月を除く)の月例研究会を開催しています。会場は毎回異なりますが、概ね大阪市内です。
 どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も特に必要はありません。
 また、案内を毎回メールでお送りすることもできます。ご質問等も含め、世話人までお気軽にご相談下さい。
 参加費は無料ですが、資料代等として通常300円程度集めています。

月例研究会記録過去の開催案内


2021年6月月例研究会

「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」から見える、情報組織化と検索サービスの未来

※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。

日時:
2021年6月12日(土) 14:30〜16:00 

会場(開催方法):
Zoomミーティング
発表者 :
吉本龍司氏(株式会社カーリル)
テーマ :
「COVID-19 : 学校図書館支援プログラム」から見える、情報組織化と検索サービスの未来
概要:
カーリルが2020年4月に発表した「COVID-19:学校図書館支援プログラム」は、インターネットからアクセスできる簡易的な蔵書検索サービス(Web-OPAC)を無償提供するものである。学校図書館や公民館図書室などの小規模な図書館では、Excelなどで所蔵情報を管理しているケースも少なくない。このプロジェクトでは限定的な目録情報から品質の高い検索サービスを再構成するために、いくつかのアイデアを実装した。これにより、データ交換にかかるコストを大幅に軽減し、大規模な総合目録も容易に実現することができた。本発表では、これらの実践的ノウハウを共有するとともに、小規模な図書館における情報組織化や検索サービスの未来について検討する。
参考文献:
吉本龍司「カーリルによる「COVID-19:学校図書館支援プログラム」の展開」『図書館雑誌』114(9),2020.9.
参加資格 :
どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
参加費用 :
無料
参加方法 :
申し込みサイト(https://forms.gle/jjbhayMfhnhDgw697)にてお申し込みください。開催日が近づきましたら折り返しアドレスをお知らせします。

2021年7月月例研究会

クラスとしての実体、記号としての表現形

※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。

日時:
2021年7月17日(土) 14:30〜16:00 

会場(開催方法):
Zoomミーティング
発表者 :
千葉孝一氏
テーマ :
クラスとしての実体、記号としての表現形
概要:
今回の発表では「書誌レコードの機能要件」(FRBR)から『IFLA図書館参照モデル−書誌情報の概念モデル−』への移行について、モデルの中核概念といえる「実体」と「表現形」を主に取り上げて論じる。
 LRMは「実体」=「クラス」、「表現形」=「記号」という重大な定義変更を行なっている。前者の変更では、「クラス」と「集合」及び「集合的行為主体」の在り方が明確に区分されている。後者の変更によって新たに導入された「記号」は、ソシュールに代表される大陸系記号学(semiology)ではなく、パースに代表される英米系記号学(semiotics)に基づくと明記されている。英米系記号学の「記号」は言語だけでなく広い範囲をカバーしており、それに沿ってLRMの例も拡大されている。
 こうした変更の功罪両面について、具体例を取り上げて検討する。
参考文献:
千葉孝一「IFLA LRM試論 1 オントロジ―」『メタデータ評論』1,2021.5
http://techser.info/wp-content/uploads/2021/04/4b4b973f2b1fd35437afbc3f0684816b.pdf
溝口理一郎著,人工知能学会編集『オントロジー工学』オーム社, 2005
※今回の発表で使う部分は以下の論文で読むことが可能(一部表記が異なるが内容はほぼ同じ)。
溝口理一郎ほか「オントロジー工学基礎論ー意味,リンク,クラス,関係,ロールのオントロジー的意味論―」『人工知能学会誌』14(6),1999.11
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjsai/14/6/14_1019/_pdf
パース著,内田種臣編訳『記号学』 勁草書房, 1986
参加資格 :
どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
参加費用 :
無料
参加方法 :
申し込みサイト(https://forms.gle/ZsWEM8MUNDeP9JPU6)にてお申し込みください。開催日が近づきましたら折り返しアドレスをお知らせします。