情報組織化研究グループ月例研究会のご案内

 年10回(2月と8月を除く)の月例研究会を開催しています。会場は毎回異なりますが、概ね大阪市内です。
 どなたでも自由にご参加いただけます。事前の申込等も特に必要はありません。
 また、案内を毎回メールでお送りすることもできます。ご質問等も含め、世話人までお気軽にご相談下さい。
 参加費は無料ですが、資料代等として通常300円程度集めています。

月例研究会記録過去の開催案内


2022年5月月例研究会

漢籍利用者の研究プロセスと利用者タスク:evidence-basedな目録規則を目指す試み

※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。

日時:
2022年5月21日(土) 14:30〜16:00 

会場(開催方法):
Zoomミーティング
発表者 :
木村麻衣子氏(日本女子大学文学部准教授)
テーマ :
漢籍利用者の研究プロセスと利用者タスク:evidence-basedな目録規則を目指す試み
概要:
「利用者タスク」概念の導入は,FRBRの特に画期的な点であり,IFLA LRMにも引き継がれたが,実際の利用者行動に基づいて分析されたものではない。利用者ニーズに合致した図書館目録の実現のためには,実際の利用者行動に基づいた利用者タスクの分析と,これらをふまえた目録基準の整備が理想である。発表者は,13名の漢籍利用者を対象に,インタビュー調査を通じて研究プロセスを明らかにし,プロセスの中の行為をユースケースとして記述した1)2)。現在はこれらの結果から利用者タスクと,利用者タスクに結び付くエレメントを特定することを試みている。本発表では上記論文1)からは割愛した事柄や,進捗を含め研究成果を報告する。(本研究はJSPS科研費18K18329および20H00013の助成を受けています。)
参考文献:
1)木村麻衣子. 漢籍利用者のユースケースと研究プロセス. 日本図書館情報学会誌. 2022, 68(1), p. 22-40.
2)木村麻衣子"漢籍利用研究者のユースケース", 2022.2.17, https://www.evernote.com/l/ALAFG2NXLZhGprZTOrJFloWfA0tS3uBqeac/, (accessed 2022-03-04).
参加資格 :
どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
参加費用 :
無料
参加方法 :
申し込みサイト(https://forms.gle/SSSr8oYtphfJfaYD7)にてお申し込みください。開催日が近づきましたら折り返しアドレスをお知らせします。

※ご参加を申し込まれたものの、当日ご欠席された方は、ご連絡をいただければ、一週間に限り、動画をご覧になることができますので、ご希望の方はご連絡ください。


2022年6月月例研究会

アジア資料の組織化の課題

※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。

日時:
2022年6月18日(土) 14:30〜16:00 

会場(開催方法):
Zoomミーティング
発表者 :
徳原靖浩氏(東京大学附属図書館アジア研究図書館寄付研究部門(U-PARL)特任助教)
テーマ :
アジア資料の組織化の課題
概要:
 全国の大学・研究機関図書館の所蔵資料に占める(日中韓以外の)アジア諸言語資料は、量的には非常に少ないものの、海外地域の研究を行う大学・研究機関図書館にとっては、不可欠な研究資源の一部である。これらの資料に対する利用者のアクセスを確保する上で、分類や目録といった組織化のプロセスが重要であることは言うまでもないが、組織化を適切に行うためには、図書館システムの導入・リプレイス、請求記号や書架分類の策定の段階から、アジア諸言語資料の特徴を考慮して制度設計を行うことが望ましい。
 本発表では、既存の目録規則や分類法によってアジア資料を組織化する上で生じる問題について、具体的な事例を紹介し、課題と展望について述べる。
参考文献:
・U-PARL編『図書館がつなぐアジアの知:分類法から考える』東京大学出版会、2020年
・徳原靖浩「イスラーム地域研究資料の収集・整理・利用の課題と展望」『情報の科学と技術』第66巻第1号、2016年、8-13頁。(https://doi.org/10.18919/jkg.66.1_8)
参加資格 :
どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
参加費用 :
無料
参加方法 :
申し込みサイト(https://forms.gle/JFxwLytqFiRtttZN6)にてお申し込みください。開催日が近づきましたら折り返しアドレスをお知らせします。

※ご参加を申し込まれたものの、当日ご欠席された方は、ご連絡をいただければ、一週間に限り、動画をご覧になることができますので、ご希望の方はご連絡ください。


2022年7月月例研究会

地域文化遺産情報の発見を支援するメタデータモデルとシステム機能要件

※オンライン開催のため事前にお申し込みが必要です。

日時:
2022年7月23日(土) 14:30〜16:00 

会場(開催方法):
Zoomミーティング
発表者 :
三島大暉氏(宮内庁三の丸尚蔵館学芸室研究員)
テーマ :
地域文化遺産情報の発見を支援するメタデータモデルとシステム機能要件
概要:
2019年に改正文化財保護法が施行され地域における文化遺産の活用がより重視されるようになったが、地域に所在する文化遺産の情報は見つけにくい現状がある。そのような情報は図書館の地域資料(郷土資料)やウェブから探すことになるが、市区町村を横断して信頼性の高い情報を探し出す仕組みは十分整備されていない。発表者は、市区町村がウェブサイトに掲載する指定・登録等の文化財の一覧を地域文化遺産情報のコア情報として集約し、リンクト・データにより他の情報源と連携しながら地域文化遺産情報の発見につながるメタデータモデルおよびシステムの機能要件について検討を行った。本発表では、上記メタデータモデルおよびシステムの機能要件を紹介するとともに、論文公開後に生じた変更点や課題について報告する。
参考文献:
1)三島大暉. リンクト・データを用いた地域文化遺産情報の発見支援―美術作品への応用に向けて―. 美術研究, no. 431, 2020, p. 25-42.
2)三島大暉, 宇陀則彦. 文化財リストを用いた地域文化遺産情報の集約と連携. 情報知識学会誌, vol. 31, no. 1, 2021, p. 51-70. https://doi.org/10.2964/jsik_2021_017
参加資格 :
どなたでもご参加いただけます。人数制限はございません。
参加費用 :
無料
参加方法 :
申し込みサイト(https://forms.gle/o3xvsT2jJmUY8WPa6)にてお申し込みください。開催日が近づきましたら折り返しアドレスをお知らせします。

※ご参加を申し込まれたものの、当日ご欠席された方は、ご連絡をいただければ、一週間に限り、動画をご覧になることができますので、ご希望の方はご連絡ください。