- 吉冨まち子
- 「分類と目録」『ほすぴたるらいぶらりあん』25(1), 2000.3. p.6-10. (特集:病院図書室研究会1999年度第2回研修会「病院図書室の危機管理」;基礎講座)
- 成井惠子
- 「研究者の個人的な情報蓄積・処理のための分類・目録技術の活用:図書館技術の利用拡大としてのある一つの試み 」『茨城女子短期大学紀要』27, 2000.3. p.68-86. →全文
各種目録規則の比較に基づき、個人用目録情報に関する規則の構成を提案
- 植田喜久次
- 「コンピュータ時代における件名目録等の維持体制を考える:『基本件名標目表 第4版』刊行に寄せて」『図書館界』52(1), 2000.5. p.2-11.
目録規則や件名標目表におけるカード時代の残滓。新たなツール維持体制が必要。
他の分類:件名法
- 岩猿敏生
- 「目録の「排列」と「配列」」『図書館界』52(6), 2001.3. p.316-317. (《エコー》)
- 古川肇
- 「目録の構造に関する試論」『資料組織化研究』44, 2001.7. p.1-9.
1991年執筆の論文「構成部分の記述」の補訂。統一タイトル、基本記入、構成部分の記述の重要性。
- 志保田努,北克一
- 「目録における「相対性」の考察稿」『資料組織化研究』44, 2001.7. p.11-22.
目録理論・目録規則に現れる「相対性」の考え方を整理し、NACSIS-CAT上での展開を考察。
- 谷口祥一
- 「目録における記述処理の概念モデリング」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2001, 2001.10. p.27-30.
- 志保田務,北克一
- 「機械可読目録(マルチメディア)時代における相対性機能の研究」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2001, 2001.10. p.7-10.
- 志保田務,北克一
- 「""実例""を軸とした目録研究法の検討:山田常雄著「著者書名目録の機能と標目」を軸に」『資料組織化研究』46, 2002.7. p.1-16.
目録規則の実例を集めて考察することで、規則の特徴が見つけられないか? 山田の研究には「実例研究」の一つの型が。
- 吉田暁史,田窪直規,堀池博巳
- 「記述対象と書誌記述:最近における国際的な目録研究および規則改訂動向をふまえて」『図書館界』54(2), 2002.7. p.110-115. (第43回研究大会グループ研究発表;整理技術研究グループ)
電子資料に対応するISBD改訂、FRBRの分析、NCRにおける記述対象の把握、著作の関連性の把握
- 古川肇
- 「目録の新しい地平を求めて:国内外の動向に関する展望と私見」『白山図書館学研究:岩淵泰郎教授古稀記念論集』2002.10. p.21-35.
講演録をもとにしたもの。目録の構造、AACRとNCRの改訂動向、目録の周辺の変化など
- [国立国会図書館]書誌調整課データ標準係
- 「著者標目と件名標目の形式の統一について」『全国書誌通信』113, 2002.11. p.5-7.
- 志保田務,北克一,杉本節子
- 「ダウンズ勧告における「目録法」関係事項と、その受容、展開に関する一考察」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2002, 2002.11. p.67-70.
- 志保田務,北克一,杉本節子
- 「ダウンズ勧告における「目録法」関係事項と、その受容・展開に関する一考察」『資料組織化研究』47, 2003.2. p.25-28.
ダウンズ勧告と日本目録規則1942年版、同1952年版との関係
- 樋熊須美子
- 「分類・目録入門:基礎講座」『ほすぴたるらいぶらりあん』28(1), 2003.3. p.16-21. (特集:病院図書室研究会2002年度第2回研修会)
- 森本英之
- 「RLINに収載されたTRCMARC書誌レコード:その日本語図書に対するLC準拠目録の慣行との互換性」『大学図書館研究』67, 2003.3. p.58-69.
日本の書誌レコードを北米で使用する場合の問題点を具体的に列挙
他の分類:書誌ユーティリティ
- 遠山潤
- 「書誌単位と出版年:Webcat、Webcat Plus、NDL-OPACの書誌的記録に関する比較分析」『図書館学』83, 2003.9. p.13-23.
NIIとNDLの書誌データについて、書誌単位と出版年の扱いを調査
- 谷口祥一
- 「根拠の記録を伴う書誌記述法」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2003, 2003.10. p.9-12. →抄録
- 古川肇
- 「ルベツキイにおける「記述」:訃報に接して」『資料組織化研究』48, 2003.11. p.15-21.
ルベツキイのLC時代の記述論と、その後の目録法への影響
- 土井喜之
- 「新たな標的「非図書資料」」『国立国会図書館月報』517, 2004.4. p.42. (What's 書誌調整?_第7回) →全文
- 成田俊行
- 「電子資料および電子・冊子複合資料の管理方式および目録規則別法試案」『医学図書館』51(3), 2004.9. p.203-209. (オピニオン)
経験にもとづく試案(特に電子・冊子複合資料の取扱い)
他の分類:電子資料
- 古川肇,吉田暁史
- 「目録理論の展開」『図書館目録とメタデータ(シリーズ図書館情報学のフロンティア;4)』2004.10. p.3-22.
概念モデル、記述対象、各種資料の記述、標目など、目録規則改訂と将来、分類表の原状と問題点
他の分類:分類法
- 谷口祥一
- 「根拠の記録を伴う書誌記述の作成支援システム:その試作と評価」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2004, 2004.11. p.61-64. →抄録
- 鈴木智之
- 「さらなる問いに向かって」『国立国会図書館月報』527, 2005.2. p.34. (What's 書誌調整?_第12回(最終回)) →全文
- 古川肇
- 「統一タイトル論への序章」『資料組織化研究』50, 2005.3. p.1-9.
典拠コントロールと統一タイトルの重要性、統一タイトルの機能と種類、などを考察
- 村上泰子
- 「目録法」『図書館ハンドブック 第6版(日本図書館協会)』2005.5. p.302-307. (資料・メディアの組織化)
- 鈴木智之
- 「記述目録法」『図書館ハンドブック 第6版(日本図書館協会)』2005.5. p.308-318. (資料・メディアの組織化)
- 原井直子,尾城孝一
- 「各種メディアの組織化」『図書館ハンドブック 第6版(日本図書館協会)』2005.5. p.334-345. (資料・メディアの組織化)
- 谷口祥一
- 「根拠の記録を伴う書誌レコード:有効な根拠記録の検討と作成・参照システムの試作」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2005, 2005.10. p.73-76. →抄録
- 国立国会図書館書誌部書誌調整課
- 「目録情報と個人情報について」『国立国会図書館月報』535, 2005.10. p.8-10. →全文
- [国立国会図書館]書誌調整課
- 「目録情報と個人情報について:個人名標目の運用方針」『全国書誌通信』122, 2005.11. p.1-2.
- 古川肇
- 「構成部分の明示に関する実践」『資料組織化研究』51, 2005.12. p.1-7.
構成部分の明示(分出)の実践例をいくつか紹介。
- 古川肇
- 「統一タイトルおよび本タイトルに関する再考察」『資料組織化研究』51, 2005.12. p.21-28.
同誌50号に著した2論文の補足と追考
- 志保田務
- 「二つの基本記入論争:研究ノート」『資料組織化研究』51, 2005.12. p.29-30. (コラム:カタロガーのメモ)
1930年代の「主記入論争」と、1950-70年代の非基本記入論争
- 横山幸雄
- 「国立国会図書館における個人情報対応:目録・書誌情報と個人情報」『専門図書館』217, 2006. p.12-13. (特集:個人情報保護法施行1年)
- 山中秀夫
- 「目録の機能と和古書書誌記述に関する一考察」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2006, 2006.10. p.25-28.
- 谷口祥一
- 「根拠の記録を伴う書誌レコードPart2:根拠記録作成支援システムの再構築」『日本図書館情報学会研究大会発表要綱』2006, 2006.10. p.81-84.
- 古川肇
- 「基本記入標目の機能」『資料組織化研究』53, 2007.3. p.45-50. (<カタロガーのメモ>)
基本記入標目の機能と問題点を整理
- 谷口祥一
- 「根拠の記録を伴う書誌レコードとその作成支援システム」『整理技術研究グループ50周年記念論集』2007.9. p.105-118.
記述目録作業に有効な「根拠の記録」の検討と、試作システムの概略
- 和中幹雄
- 「標目に使用される個人名の形式について」『整理技術研究グループ50周年記念論集』2007.9. p.144-151.
わが国における個人名標目に関する2つの提案。姓名を区切るコンマの是非と、読みの位置づけについて。
- 田窪直規
- 「主記入,記述独立,記述目録法−主題目録法という図式への疑問:目録法研究の再構築を目指して」『整理技術研究グループ50周年記念論集』2007.9. p.60-74.
主記入概念とそれをめぐる論争を整理したうえで、主記入/記述独立、記述目録/主題目録という対置を批判し、「検索目的中心主義の目録法」を提案
- NDL書誌情報ニュースレター標目探偵団
- 「人名の標目―「個人」vs.「人格」編」『NDL書誌情報ニュースレター』7, 2008.12. (コラム 書誌データ探検) →全文
- NDL書誌情報ニュースレター標目探偵団
- 「人名の標目―「著者標目」vs.「人名件名標目」編」『NDL書誌情報ニュースレター』8, 2009.3. (コラム 書誌データ探検) →全文
- 渡邊隆弘
- 「目録法の再構築をめざして 」『図書館雑誌』103(6), 2009.6. p.376-379. (特集:ウェブ検索時代の目録 )
目録法変革の背景、FRBR、国際目録原則、RDA
- 和中幹雄
- 「図書館用語bibliographicをめぐって」『資料組織化研究-e』57, 2009.9. p.1-19. →全文
1940年代以降の文献を調査し、目録法の分野においてbibliographic という語を冠した用語が用いられるようになった経緯を考察